有機肥料 で土づくりをして
減農薬栽培 に取り組む

キャベツやレタスなどの結球する葉物野菜や、大根など大型野菜は栽培期間が長く、真夏に出荷するには北海道並みの涼しい亜寒帯並みの気候が必要です。しかし北海道は東京などの大消費地に遠すぎ、特にこれら大型野菜は輸送コストが高すぎてしまいます。しかし群馬県の浅間山麓のここ北軽井沢や嬬恋、長野県の八ヶ岳山麓の川上村などに広がる標高千メートルを越える高原地帯は北海道並みの気候。本州以西の夏場の大型野菜の消費を支える重要な地域となっています。とは言え巨大な慣行栽培地区、他の農家たちは夏場で病害虫も多いため農薬を多投します。そんな環境で農薬を減らせば害虫がみんなそこに集中してしまいます。

北軽井沢有機ファミリイはそんな中で有機肥料で土づくりをして減農薬栽培に取り組む生産者たちが立ち上げたグループ。そして今は若い二代目たちが中心です。短い夏にすべてが懸かるため寝る間を惜しんで夜中まで働き、朝は3時からサーチライトを点け収穫しています。